デザインとは外見を美しくすることではなく、アイデアを有形化する問題解決の方法
最近買った本
センスは知識からはじまる
ほんとか??
まだ読んでません。
全体同じくを2センチカットすることと
襟足の収まりをよくするために1ミリ切り込むカット
どちらも同じ髪を切る行為
ヘアスタイルを作ることにおいて変わりはありませんが
どちらがデザインしているのでしょう?
「全体2センチ切るだけならハサミとクシ渡してイス貸してやれ!!」
ってどなたかの名言がありますが
せっかく髪を切らせてもらうなら自分のカット
(その人に合わせ今まで培ってきた技術や経験から生み出すテクニックやアイデア)
でやらせてもらいたいものです。
「美容師がサロンワークでつくるヘアスタイルは自分の作品」
毎日毎日作品を世に発表している感覚ですね
そんな気持ちで仕事をしていても伸びた分だけ切ってくださいなんて言われちゃうととても悲しくなります
先日ドラマを見ていたら医者にも往診の際「30秒ルール」というのがあるそうです
・患者を診断する際の最初の30秒は自分の意見を言わず話をしっかりと聞く
ただ流れ作業のように次々と患者の訪れる大きな病院などでは30秒という時間も案外長く感じてしまいこのルールが無視されがちだそうです
たった30秒、患者の言葉を聞くだけで診断の正確性は確実にアップするそうです
美容室でのカウンセリングも一緒のような気がします。
伸びた分切ってくださいの裏には普段手入れしている中での不満やなりたい自分とのギャップ、今までの美容室で失敗された中での諦めなど…
それをすべて言葉にするのは面倒、そんなにヘアスタイルにこだわっていないという理由で「伸びた分切ってください」と言われてるんじゃないか?
考えすぎ??
お客さんと話しているとやっぱりそう思えるようなことをよく聞きます
カウンセリングは話を聞くのではなくどれだけ聞き出せるか
カウンセリングで話してくれなければ滞在時間の中で、2回、3回と担当させていただく中で要望の本質を探れるようにしたいと思います。